あっという間に、ハウスオブジョイの子どもたちとのお別れの朝。
車を追いかけてまで送ってくれる子どもたちに、気の利いた言葉も出ず、僕らはただ涙が止まらなかった。
もちろんこの時は、このあとに起きるハプニングのことなんて想像もしなかったんだけどね。
ありがとう!宇宙戦隊NOIZ!
朝ごはんの後、宇宙戦隊のみなさんはHOJを旅立ち、ダバオへと戻って行きました。
空き時間を見つけては、アルセルに真面目にギターを教えてくれたギターのマサトさん。
作曲も担当しているマサトさんは、日本に戻ったらさっそく、今回の体験をもとに
新曲を作ることを約束してくれました。どんな曲になるか、楽しみにしています!一瞬怖そうに見えて、実はものすごく優しい、ベースの叫(KYO)さん。
「俺、顔怖すぎるかなあ?」とちょっと自分でも気にしているあたりに、人柄の良さがでてました。
ちゃんと小さいこどもには伝わるんですね。ジェレミーが一番なついていたのは叫さんですよ!
音楽は、国境も文化も世代も宗教も軽く飛び越えていくんだということを見事に証明してくれたギタリストの呼太郎さん。
休憩時間もずっとギターをいじっている「好きなものが大好き」という姿勢に、感動しました。
町中のギター小僧を魅了したライブのときのギターソロ、最高でした!
「俺が体力担当ですから」と、海でも雨の中でも、男の子たちの肉弾戦な遊びに
正面からつきあってくれたドラムのYAMATOさん。
HOJ出身で、地元のバンドでドラムをやっているキットキットは、スティックにサインをもらった上、かっこいいスティックの回し方を教えてもらい大満足です。本当にありがとうございました!
そして、一秒たりとも手を抜かずに、真剣にこどもを楽しませてくれたボーカルのエンジェル・タカさん。
「見えない愛を見える行動で表現したい」というHOJのコンセプトを、体現したような人だと思いました。
5年前の約束を守ってくれたこと、こどもたちは決して忘れません。ありがとうございました!!ヴィジュアル系への偏見、ミュージシャンへの偏見、刺青やピアスや髪形への偏見、ミンダナオへの偏見、イスラム教への偏見、孤児院への偏見、貧しさへの偏見…
そんなものをすべて吹き飛ばす2日間でした。
Thank you for the LOVE, Thank you for the SMILE, and Thank you for the MUSIC!!