フィリピンの孤児院「ハウス・オブ・ジョイ」子供たちと、再会の約束をしてから5年。
隊員たちの愛のこもった歯ブラシを、やっと子供たちに届けることができた。
2011年10月。
待ちに待った子供たちとの再会。 隊員たちの「愛」は、メンバーたちが各地を廻って、直接届けられ、皆が隊員たちに感謝の言葉をくれた。
宇宙戦隊NOIZがやってきた!!
さあ、宇宙戦隊ノイズがHOJにやってきましたよ!!
5年前にHOJに来たエンジェル・タカさんが、約束通り、メンバー全員を引き連れて来てくれたんです。 遠いところ、忙しいところ、本当にありがとうございます!!
ダバオの町からこの格好で来たんですが、途中トイレ休憩に止まったり、 スーパーで買い物をしたり(笑)、するたびに、まわり中の人々が集まってきて大変な騒ぎでした。
HOJに着いてまず、こどもたちと一緒にお昼ごはんです。
「フィリピンに来て今までに食べたものの中で一番おいしい」とメンバーたちに評判だったのは ココナッツミルクのシチュー、「ギナタアン」でした。 みんなで食べたからさらにおいしかったんでしょうね。
小さい子はメイクや髪形などに怖がるかと思いきや、ぜんぜんそんなこともなく、 ノイズのメンバーに飛びついていました。いやあ、いい絵ですね!
HOJで歓迎会をやったあと、近隣の村を演奏しながら回って歯ブラシを配りました。
日本のファンのみなさんから集めた歯ブラシ、2万8千本を配って回って、 日本の若者たちと、フィリピンのこどもたちを音楽と笑顔でつなごう!という企画なのです。
この写真でも分かるとおり、作戦は大成功!行く先々の村でこどもたちが集まってきて大騒ぎです。 本当にありがとうございました!!
そして夜は村の広場でコンサートです。 サンイシドロの村には、日本の中学校の学園祭よりもボロいような機材しかないんですが、 そんな機材で嫌な顔ひとつせず、「野外フェスが生まれた瞬間ってこんな感じだったんでしょうね」 と、ノリノリでコンサートをやってくれました。
サンイシドロの歴史の中でも、こんな本格的なコンサートが行われたのは初めてのことだそうです。 HOJのこどもたちはもちろん、近所の人々から、隣村の人まで集まって、会場は熱狂の渦でした。
最後はHOJのこどもたちをステージにあげてくれて、みんなで大合唱でした。
ふだんはわりとおとなしめなメイアンやレナリンも、怒涛の演奏と観衆の熱狂にひきこまれて、 何かから解放されたように飛び跳ねて歌っていました。いやあ、いいものを見れました。(笑)
明日はこどもたちと一緒に海で遊んだり、イスラム系の村を回ったりする予定です。 さあ、今度はどんな笑顔が見れるか、今から楽しみです!