始まりは2006年
フィリピンの貧困地では、歯ブラシは高価でなかなか買えず、子供たちが虫歯に困っているという話を聞いた戦隊。
隊員たちに呼びかけて、ライブ会場で歯ブラシを集め始めた。
そして、第一弾として隊員たちの愛がこもった、1万本以上の歯ブラシをフィリピンに送り届けた。
その時の様子を面白おかしく紹介してくれている記事はこちら >>
それから5年。。。。。。
その後も、隊員たちがコツコツと集めてくれた歯ブラシ。
ANGELの手元には4万本(推定)近くの愛のこもった歯ブラシが山積みになっていた。
そんな時に起きた東日本大震災。
フィリピンの貧困地で子供達が虫歯に困っているという話を聞いて
隊員達に呼びかけて集め始めた歯ブラシ。
第一弾として1万本以上の歯ブラシをフィリピンに届けてから数年が経ち
今、俺の手元には4万本(推定)近くの愛のこもった歯ブラシが山積みになって、遠い異国の地への出発待ちである。
そんな中で今回の震災。
西日本でライブをしながらも気になるのは被災地の事や東北隊員達の事。
ふとテレビを見ると避難場所からの中継でおばちゃんが
「1週間歯も磨けなくて・・・」というインタビュー映像が流れてた。
願いとは強く念じればきっと叶うモノ。
1本の電話が鳴った。
相手はかつて一緒にフィリピン歯ブラシプロジェクトに同行した「中川あつお」からだ。
ご存知の方はご存知だろう戦隊を古くから知る仲間のひとりだ。
そんな中川あつおが電話口で「リーダー、僕これから東北の被災地に物資を届けに向かうんで、歯ブラシを少し分けてもらえないかな?」と言うではないか。
事後報告になってしまい申し訳ないけど
隊員達みんながそれぞれ想いを込めて集めてくれた歯ブラシの一部を
東北の救援物資として仲間である中川あつおに歯ブラシ1万5千本託して届けてもらうぞ。
残りはきっちり異国の子供達へ届ける事を約束する。
かつて一緒にフィリピン歯ブラシプロジェクトに同行した仲間の電話で、
そのうちの1万5千本は、困っている被災地に届けられた。